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デッドニング方法 施工事例

本日は、デッドニングのやり方について書いてみます。
施工事例はMyRB1オデです^^

さて?実際デッドニングはどの程度知られているのでしょうか?
オーディオに詳しい方であればご存知かと思いますが、なんか聞いたことはるけど・・・とか、それって効果あるの?とか、何それ?といった感じの方も多いかと思います。

そこで、デッドニングすると何がいいのか、そして何が変わるのかについて、書いてみたいと思います。
難しい説明だと、混乱しますんで(私が^^;なるべく分かりやすく書いてみますねw

■デッドニングって何?
車で聴く音楽は車両に設置されたスピーカーで聴くことができます(当然ですね^^;;)
でも、このスピーカーはただドアに付いてるだけなんですね。
どういうことかと言うと、普段家庭で使われるスピーカーってどんな作りだったでしょうか?四角形の箱のような形をしてませんか?その中にスピーカーが入ってるような作りが一般的かと思います。
実はこの箱が重要でして、もしこの箱がなかったとすると、まったく音響が変わってしまうんです。
このスピーカーを囲む箱を専門用語ではエンクロージャー(取り囲む物)と呼んでいます。
デッドニングの目的としては、このエンクロージャーをドア内部に作るといったことが重要になります。
つまり、ドア全体をスピーカーBOX化してしまおうって事です。
さらに、デッドニングの必要性としてドアの振動を限りなく抑制する事も重要となります。
音楽再生による振動(ビビリ音)や外部からのノイズを遮断し、音質改善しようといった目的があります。
おおまかにこの2点がデッドニングの際の重要なポイントとなります。

■薄い鉄板と穴だらけのドア内部
F1000337.jpg
(画像は防水シートをはがし、ブチルを処理したところです。下地処理ですね)
ドアの内張りを剥がした画像です。かなり大きな穴が3箇所開いているのが分かると思います。
これはサービスホールと言って、ドアに故障が生じた際に修理するように開いている穴です。
しかし、これがくせもので、スピーカーの裏から発生する音がこの穴から漏れてしまいます。
漏れたら何?って感じですがwwスピーカーの表から出る音と裏から出る音が混ざってしまい、結果的に音響効果が薄れてしまうんですね。
※表面と裏面から出た音は逆位相となり必要な音をかき消してしまいます。

■デッドニングに必要不可欠!制振シートについて
F1000338.jpg
こちらの画像では、ドアのアウターパネルに制振シートを貼ったところです。(ホントはもうちょっと貼りたかった^^;)
ドアを実際に見ると分かるんですが、ドアの鉄板はと~~~っても薄いです。
これでは、ロードノイズやスピーカーの振動に耐えられないのはしょうがないですねwww
そこで、制振シートを貼り、ドアの厚みを増すと共に、アウターパネルの振動を抑えます。
制振シートはレジェトレックスやレアルシルトなどが、デッドニングでよく使われています。

■ドアのスピーカーBOX化
F1000339.jpg
ドアをスピーカーBOX(密閉型)とする為に制振シートでドアの穴を全て塞ぎます。
小さな穴も出来る限り塞ぎます。
穴以外の箇所に制振シートを貼り付けてももちろんOKです。
サンプル画像では、まだやりたいことがあるので、とりあえずこの状態としました。
画像ではかなり分かりにくいんですが、スピーカー開口部の後ろに、吸音材を貼り付けてあります。
スピーカー裏面からの音はこの吸音材によって緩和され、より背部の振動を吸収するようになっています。

■ドア内張りの共振を防ぐ
F1000340.jpg
ドア自体の振動を抑制しましたが、この状態で内張りを取り付けた場合、内張りがスピーカーの振動によって共振する可能性があります。そこで、防音テープをドアと内張りが当たる所に貼り付けて、この共振を抑えます。
簡単に説明すると、鉄のドアとプラスチックの内張りの間にクッションテープを挟んで、振動を抑えるといった感じです。
基本的なデッドニングはこんな感じとなります。
ご希望によって、レアルシルト(制振シート)増量や、ドア内張りのデッドニングなどが可能です。

■デッドニングの効果
※ここからは私の個人的見解であり、さらに必ずしも全ての車両であてはまることではないことをご理解下さい。
さて、これだけのことをして、果たして効果はあるんでしょうか?
そう思われる方も多いと思います。
ズバリ言います!かなりの効果があります。
(今回は聞き比べる為にあえて右のドアだけデッドニング施工してテストしています。さらにスピーカーは純正を使用しています。あえてデッドニング効果のみの検証となります。)
では、何が変わったのか。
一番感じるのは、低音域が強調された事。
楽器で言うと、ドラムとベース。今までは少しまろやかな?(表現が難しい^^;;)音だったのに対し、鋭く強調された音(ハッキリしたって意味ですが)となりました。逆にギター音はガシャガシャした音が消え、キレのある聞きやすい感じになりました。ま~早い話、より生音に近づいたって事ですけどねwww
低音については、言い過ぎかもしれませんが、一瞬小型のサブウーハーでも装着したっけか?って思ってしまいましたwww
無論、振動はかなり抑制されて、音量を上げてもビリビリといった振動はありませんでした。
あまり変わらなかったのは高音域(ヴォーカル)ですね。ま~こちらは、ツィーターがメインとなりますので、変わらなくて当然かもしれないですが^^;;;
以上の検証結果より、中低音域ではかなりの効果が期待できます。

今回はデッドニングのみとなりましたが、実際はスピーカー交換+デッドニングが最も効果的ですので、そちらをおすすめします。
次回、スピーカー交換編お伝えできればと思っています。

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[ 2010/10/16 14:35 ] デッドニング | TB(0) | CM(0)
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