今日はホンダ系の車両に装着されている
Aピラーの取り外し方法を解説してみたいと思います。
昨今のホンダ系車両に搭載されているAピラーの脱着方法は大きく分けて3タイプ。
1.通常クリップで簡単に外せるタイプ(昔からある方式、主にサイドエアバッグなし車両がこの方式)
2.サイドエアバッグ装着車用の専用クリップ(金属)による固定タイプ(数年前から採用された方式)
3.サイドエアバッグ装着車用の専用クリップ(プラスチック)による固定タイプ(ごく最近採用された方式)
上記の方式がありますが、今日は特に注意が必要な2のタイプについて説明してみたいと思います。
例としてNBOXのエアバッグ装備車両で解説してみます。
■サイドエアバッグ付車両のAピラーの外し方(NBOX)
今回の車両はNBOXとなりますが、同じ金属のクリップが採用されているホンダ系の車両であれば外し方は共通となります。(クリップについては下の方で画像をいれておきます)
Aピラーを外す場合はまずウェザーゴムをはがします。手で引っ張れば外れます。
次にAピラーを外すのですが、金属クリップ付の車両はそのまま引っ張っても外れません。
ではどうするかと言うと!
バコォォォーーーンっと叩きます ^^
AぴらーにAIRBAGと刻印されたとこがあるのでそこを叩きます。(結構強め)
叩く時は布などをあてがい、素手で叩くと良いです。
(工具などだとAピラーを破損させるおそれもあります)
うまくクリップが潰れてくれれば手前にAピラーが抜けてきます。
一発でうまく抜ける時と何度やっても抜けない時があり、なかなか難しいです。

これが曲者の金属製のクリップです。
金属の芯と周りがプラスチックでできています。
このように綺麗に抜けないとかなり苦労する場合もあります。

そしてこれが比較用に並べた潰したクリップと新品のクリップになります。
向かって左が既につぶした状態です。プラスチックの中に金属が押し込まれているのがわかるかと思います。
右が新品になります。中途半端にプラスチックに刺さってるような感じですが、これで正常です。
この新品のクリップに付け替えて元通りに組み上げて完成となります。
このクリップは外しに失敗すると本当に大変で、かなり苦労すると思います。
また、クリップの再利用も出来なくはないですが、基本的には交換となるので、
サイドエアバッグ車の場合は用意しておくと良いでしょう。
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